へしこは福井の郷土料理!B級ではなく若狭地方の伝統グルメです!

知る人ぞ知る郷土料理で、ご当地グルメと
言ってもいいほど美味しい『へしこ』です。

『へしこ』とは魚の糠(ぬか)漬けの総称です。福井の若狭地方や京都府の丹後半島の伝統料理で、
越冬の保存食として重宝されてきました。現在では、1年中、手に入れることができます。

私はダントツで鯖の『へしこ』を押します。
イワシやフグ、イカでも作られますが。

若狭地方では漬け込むことを方言で『へしこむ』と言うそうです。
これがなまって『へしこ』と呼ばれるようになりました。

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高血圧にいいらしい!塩辛いのに?!

動物実験によって、へしこのエキスが血圧上昇を抑制する作用とともに、
脂質代謝を改善することも解明。これにより、へしこに健康機能がある
ことが明らかにな りました。

引用:へしこ特集 – 美浜町pdf

鯖って普通に焼いて食べても、その栄養価には特筆すべきものがありますね。
血液サラサラになるとか、よく言われますし、
体にとって悪いことは一つもありません。

その鯖を糠漬けにしたへしこは、加工前の鯖に比べてアミノ酸が2.5倍
ペプチドは5倍もの量になるそうです。

福井県立大学生物資源学部の赤羽教授の研究によって
へしこの大量のペプチドが血圧の上昇を抑える働きをする
ことがわかったのです。

『へしこ』ってちょっと塩辛いんです。
でも、長年へしこを食べている地元の人たちを調べると、
高血圧に悩む人が少ないということです。

塩分をけっこう含む『へしこ』が高血圧に良いらしいというのは、
ある意味『パラドックス(逆説)』ですが、
実は「ペプチド」の効果だったんですね。

鯖には、余分なコレステロールや中性脂肪を排出させる作用があるため、
脂質異常症や動脈硬化を予防するというのが定説ですし、
『へしこ』には、その作用プラス『ペプチド』の作用が加わるわけです

まさに、現代人を救う究極の郷土料理ではないでしょうか!!

へしこの食べ方【焼いてもいいし生でもいい】

私が『へしこ』と初めて出会ったときは、生で食しました。
(後述します。)
生も味わいがあるのですが、個人的には軽く
炙ることをおすすめします。

へしこを買い始めた頃はどうやって食すのか、
店員さんにかなりの質問をしました。

教わったとおり、身に付いた糠を少し取り除いて、
サッと炙りました。

熱燗のあてにしたところ、思わず声が出ましたね。
美味い、なんてもんじゃない。
あの塩加減と独特の風味、はまったらやめられません。^^

ただ、独特の風味を敬遠する人はいるようです。
個人的には、アンチョビよりは風味あるかなってところです。

焼き方ですが、グリルだと、ずっと見ていないとすぐに焦げてしまいます。
そこで、今は薄い身にしてオーブントースターで温めるようにしています。
どこの店でも、また、通販でも、焼き方の説明がありますからご安心を。
※お店によっては、オーブントースターはやめておけ、グリルの前で
付きっきりで見ていること!!と言われたこともあります。

そこで購入するたびに、美味しい食べ方や焼き方を聞いてみることを
おすすめします。お店によって、いろいろな技を伝授してくれると
思いますよ。

酒飲みだけでなく、ご飯を愛する方のおかずにもぴったりです。
若狭のご飯がすすむ君です(^O^)/

へしことの出会い^^

『へしこ』を知ったのは、20年ほど前に滋賀県の朽木村(くつきむら)
というところに遊びに行ったときのことです。

その帰り道に鯖寿司でも買って帰ろうと、
ある小さいお店に飛び込んだところ、

そこの店主が「お酒飲むの?」って
聞くものですから「好きです」って答えると、
つまみに最適だ、と言って試食させてくれたのが、
鯖の『へしこ』の生バージョンでした。

そのときの印象はかなり塩辛いな、くらいでした。
生といっても相当期間、糠に浸かっているので
生臭さは全くありませんでした。

それが『へしこ』というものだと記憶に残りました。
その後、日本海までカニを食べに行った帰り道で、
大きな鯖の『へしこ』を購入しました。

それ以来、若狭に行ったときは必ず『へしこ』を購入しています。

さいごに


お酒飲まれる方なら、『へしこ』の美味しさが
すぐにわかると思います。

ご飯が大好きな人にも、もちろん合いますよ。
ご飯を本当に美味しく食べさせてくれるのが
『へしこ』です。

若狭地方には大抵の土産物店にあります。
旅行に行ったら是非試してみてください。