山奥で塩が採れる温泉?!ひるブラで紹介された鹿塩温泉の湯元山塩館

塩といえば海ですよね。
でも、山の中で塩が採れるって聞くと、何で???となりませんか。

私が山塩館を知ったのは、旅行雑誌の特集でした。
山奥で塩が採れる温泉って特集されていました。
もう、かなり前のことです。

各地の名産のお塩が大好きなんです。それで山塩館にも
ぜひ行きたいなぁと思っていました。

念願かなって、旦那と結婚後、娘を妊娠中に出かけました。
周りが山だらけでな~んにもない道を通って、『本当にこの道で
大丈夫?』と不安に駆られながらたどり着きました。
本当に山の中でした^^

さすが、『日本秘湯を守る会』のお宿だけあります。

鹿塩(かしお)温泉湯元山塩館はNHKのひるブラで紹介されたこともあります。
※残念ながら、せっかく撮った山塩館の写真の数々が見当たりません。
PCから消去したのなら・・・悲しい!
写真で紹介できないのが残念です。

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山塩館へのアクセスは?

所在地:〒399-3501 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩
☎0265-39-1010

中央道の松川インターから車で小一時間ほどです。
細い道もありますので飛ばし過ぎないように!
国道152号線経由で行くこともできますが冬季閉鎖です。

マイカーでの松川インター経由が安全ですよ。
もちろん、冬場は4駆スタッドレスが基本になります。
積雪情報は山塩館に直接聞くのが確実ですね。

何で山奥なのに塩が採れるのか?

これは、いくつかの説のひとつなんですが。
村を南北に貫く大断層「中央構造線」のミネラル豊富な地質が関係していると考えられているそうです。

なんと村人は、古くからこの塩泉を汲んで煮物や漬物に利用したり、
味噌や醤油の醸造に使ってきたとのこと!

山奥で塩が採れる!
南アルプスの山麓という山の真っただ中で!

山塩館の若旦那に山塩製塩所で説明を聞きました。
色々な説があり、なぜ塩水が湧き出すのかは定説がないそうです。
泊まった翌朝のこと、若旦那から『製塩所見てみますか?』
と声をかけられました。

旦那と2人で山塩製塩所を見学しました。
宿から坂を下りたすぐのところです。

できたばかりの山塩の結晶をいただきました。
これはもちろんタダ^^
結晶を壊さないように、大事に家まで持ち帰り、
お酒飲むときに、ちょっとペロッと舐めていました。

普通のお塩の角があるような塩辛さがないんです。
本当に甘味すら感じる美味しい塩でした。

ただ、山塩の精製は量がとても少ないので、
お一人50グラムパック一つの限定販売です。
530円と割高ですが、その価値はあります。
私はお宿で買いましたが、近くの直売所でも
販売されています。

山塩館の温泉は塩からい!!

海の近くの温泉が塩からい、というのはわかりやすいのですが、
山奥の温泉が塩からいのは驚きでした!!

飲泉ではありませんが、ちょっと舐めてみることをお勧めします。
けっこうな塩からさです。

泉質は、ナトリウムー塩化物強塩冷鉱泉(弱アルカリ性高張性冷鉱泉)
になります。

残念ながら露天風呂はないんですが、窓がメチャクチャ大きいので
山懐に抱かれるような解放感は露天風呂に匹敵しますよ。

あの山の中で露天風呂だったら・・・
凍えてしまうかもしれません。

お料理が素朴ながら秀逸です。

有名ホテルのようなきらびやかな料理は望めません。

でも、『山の中だからこれしかできません!』という
料理でもありません。期待は裏切りませんよ。

採れたての地元食材を心を込めて料理したって
感じでした。私としては岩魚の昆布締めに感動しました。
昆布締めは別注で予約が必要です。

なお、畳の上で、テーブルに椅子という取り合わせですから、
膝が悪い方も安心ですね。

食べている最中に旦那が『鯉の丸ごと焼いたの食べたい!』
としきりに言っていました。
でも、予約が必要ですし、鯉1匹ですから4~6人前はあるんですって!!

鯉を山塩で焼いたって聞くと食べてみたい気はしましたが
量がねぇ~。娘が大きくなったら注文してみようかしら。
ほかにも、別注予約で鹿のジビエ料理も楽しめるようですよ。

若女将がチャーミングです♡

そうそう、ここの若女将目当てのリピーターは絶対いる!
と思うくらい可愛らしい方でした^^

でも、旦那の目線がねぇ~・・・
着物の似合うチャーミングな方でしたよ。

大鹿村騒動記の舞台となったところです!

山塩館の位置する大鹿村は邦画ファンならご存知の
「大鹿村騒動記」の舞台となったところです。
亡原田芳雄さんの遺作となった映画ですね。

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大鹿村は村民あげての歌舞伎がとても盛んなところです。
300年以上続くと言われる、村歌舞伎を中心に豪華キャストで作られています。

『大鹿村騒動記』は、私が山塩館を訪れたのちに封切られました。
山塩館を訪れて、大鹿村がとても気に入っていたので、
自然に映画館に入りました。
原田芳雄さんの遺作というのも映画を見るのを後押ししました。

ご覧になりたい方は「Hulu」というオンデマンドで観ることができます。
2週間はお試しの無料期間ですから、見たら解約できますよ^^
ほかの映画も見たい方は契約の必要がありますが、
けっこうお得な値段で見放題になります。

さいごに

山塩館は秘境の中の秘湯という感が強いです。
一軒宿ではなく、もう一軒旅館があるのですが、
どちらも一軒宿みたいな感じです^^

時間を忘れて、山懐に抱かれたい方には
本当にお勧めの宿です。
周りには何にもありませんから。

渓流釣りの好きな方にもおススメできます。
私が行ったのは8月上旬でしたが、
釣り好きの旦那が山塩館の前を流れる『塩川』を
眺めながら指をくわえていました。

山塩館の若旦那から『けっこう釣れるんですよ』と聞いて、
ウズウズしたらしいです。

気になったら予約してみてくださいね。
山塩館の公式サイト