沖縄の海で猛毒のハブクラゲを捕ってタピオカや餃子として食べる!?

沖縄の海で泳いだことがあれば誰でも知っている「ハブクラゲ」の恐怖!
刺されたら死ぬこともある危険な奴です。

ですから沖縄で泳ぐときはクラゲネットの中だけというのが鉄則です。
その超危険なハブクラゲを食べられるってご存知でしたか?
ハブクラゲに危険な毒があるのは触手部分だけです。

つまり、そこを切り取ってしまえば、いわゆる傘の部分は問題なく食べることができます。

美ら海水族館にて(ハブクラゲのおぞましき姿)

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ハブクラゲは沖縄の海の超危険生物ですがどんな味なの?

ハブクラゲは真水で洗って、湯通しして使うのが一般的なようです。
でも、単に真水で洗って塩抜きしただけでも食べられるみたいです。

さて、そのハブクラゲのお味ですが、けっこう美味しいらしく「柔らかいし癖もなく、問題なく食べられる」ってことです。

海の危険生物として代表的なハブクラゲを食用にできないかと、2、3年ほど前から調理師会員らが試行錯誤して取り組んでいるハブクラゲ料理が紹介された。

料理はハブクラゲを使った「チーズテリーヌ」(石垣シーサイドホテル提供)「べっ甲漬け」(ヴィラフサキリゾート提供)「ハブクラゲと冬瓜のあえ物」(ビーチホテルサンシャイン提供)など三品。

訪れた市民は「えっ、ハブクラゲって食べられるの」と初めはけげんそうな表情をみせていたが、試食してみて「トコロテンみたい」「くせがなくおいしい」と感想を話していた。

引用:八重山毎日新聞『ハブクラゲ料理の紹介も 食品衛生フェアに大勢の市民』

ハブクラゲを沖縄の海でどうやって捕獲するの?刺されたらアウトなのに!

石垣島フサキビーチにて(怖いよね)

ハブクラゲを駆除するための捕獲方法はこれ!

海洋危険生物であるハブクラゲは、なるべく駆除するに限る!
ということで捕獲用トラップが実用化されている…ようです。

県衛生環境研究所が取り組んでいる海洋危険生物の調査研究で、ハブクラゲの捕獲用トラップの実用化にメドがついたことが8日、分かった。

研究所が2004年度の事業で捕獲実験したところ、「十分実用化できる」と判断した。05年度に開発を目指す。那覇市内で開かれた05年度ハブクラゲ等対策連絡協議会で大見謝辰衛生動物室長が報告した。

同研究所の電波発信機を使った追跡調査で、ハブクラゲは夜間に活動し、日中はほとんど移動しないことが分かっている。 同研究所は夜間灯火に集まるハブクラゲの習性を利用し、昨年夏に那覇市内の沿岸で捕獲実験を行った。

箱状(各辺90センチ)のトラップを試作し、上部にライトをつるして1時間ほど照らしたところ、一晩で最大160匹を捕獲。定点観測や駆除用のトラップとして実用化にメドがたった。

引用:八重山毎日新聞『ハブクラゲ捕獲用トラップ実用化のメドつく 実験で一晩160匹駆除』

※かなり前の実験ですので、すでに実用化されていると思います。
追跡記事がなかったので、断言できませんが。

追記
優れもののトラップですが、クラゲ防止ネットの普及で一定の成果が見られたとして、トラップ研究チームは3年ほどで解体されてしまいました。よって、今現在トラップによる捕獲はされていないそうです。

防止ネットの外側にはハブクラゲがうようよいるのですから、トラップ研究を復活させてほしいものですね。

ハブクラゲを食べるための捕獲方法はこれ!

やはり、ハブクラゲは超危険生物ですので、自己責任でお願いします。

漁師さんから予め、ハブクラゲの目撃情報を収集しておくのがベストのようです。
昼間の捕獲方法になりますが、沖縄の漁港の海面を観察します。

もしもハブクラゲが波止の近場を泳いでいたら、バケツにロープをくくりつけ、クラゲの進行方向へ投げ込みます。
網ですくうとハブクラゲの体が擦れて壊れてしまうので、バケツを投げ込み海水ごとすくうのがコツです。

捕獲できたとしても、決して素手で触らないでください。
バケツの中で、触手だけ切断するのがベストです。
切断した触手は、その場で捨てて、傘の部分だけ袋に入れて持ち帰ります。

ですので、切断する道具や持ち帰る道具については準備万端で臨みましょう。

ただ、沖縄県民でも食べるためにハブクラゲを捕る人は、まずいないでしょうね。
「怖いもの見たさ」や「話のネタ」くらいの意識ではとても危険です。
ですので、どうしてもハブクラゲを食べてみたい!という強烈な思い入れでもない限り、興味本位で捕獲することは慎んだ方が無難ですよ。
命にかかわりますから。

ハブクラゲはどうやって食べたら美味しいのか?

ハブクラゲの食べ方と言っても、市場に流通している食材ではありません。
食べる機会のある人は、よほど食に対する貪欲さが伺えます。

わざわざ、沖縄に出かけてハブクラゲを捕って食べるのか?
沖縄県民でさえ、食べてみるなんて人はいないのに。
では、沖縄にちょっと滞在して、ハブクラゲを捕って食べたい人のために!

より美味しくハブクラゲを食べるために

ハブクラゲは真水で洗って、湯通しして使うのが一般的なようです。
でも、単に真水で洗って塩抜きしただけでも食べられるみたいです。

と前述しましたが、さらに美味しく食べるためには、塩蔵ハブクラゲにした方が応用がききそうです。

下記のサイトを参考にしてください。
大分県海洋水産研究センター「ミズクラゲを用いた塩蔵クラゲ加工品の開発」

ハブクラゲをタピオカ代わりに使う

いっときのブームではなく、定着した感のあるタピオカですね。

塩蔵のハブクラゲを戻して(もちろん、塩は抜きますが)、タピオカ代わりに使うと美味しいようです。食感も似ていますから。
※ただ、塩抜きには一晩近くかかるようです。

そこで、単に真水で洗って塩抜きしたハブクラゲをタピオカ代わりに使ってもいいかもしれません。

塩蔵ハブクラゲで中華風サラダを作る

単にキュウリと和えた中華風のサラダも美味しそうですね。

クラゲというのはその独特の食感を楽しむための食材だと思います。
ハブクラゲの食感ですが、コリコリシャキシャキの歯触りです。普通のクラゲと遜色無いはずです。

ハブクラゲは無味無臭だから、様々な料理に使えると思います

食感を楽しむクラゲですから、いろんな料理に試してみるのもいいかもです。

ハブクラゲを餃子に入れたらどうなるのか?
コリコリ食感の餃子!?

でも、熱を加えてもコリコリ感は残るのでしょうか?
はっきり言ってわかりません。

沖縄と言えば、ソーキそばは外せませんよね。
他にも美味しいものには事欠きませんが、大きいステーキにかぶりつく楽しみもあります。
おうちで激安の1ポンドステーキに食らいつく方法はこれしかありません。

さいごに

ハブクラゲ料理は浸透しないと思います。
なぜなら市場に流通している食材ではないから。

でも、危険生物の故にトラップで駆除のために捕獲して、塩蔵ハブクラゲを商品化したら…
駆除にもなるし食材にもなるし、一挙両得かもしれませんね。