京アニの犯人青葉のリハビリが開始されたが極刑になる者を救う意味?

京アニに放火し、36人の命を奪った青葉がリハビリを開始しました。
介助すれば車いすに座れる程度まで回復しているそうです。

取りあえずは喜ばしいと言えるでしょう。
もちろん、青葉の容態を喜んでいるのではありません。

無差別大量殺人という現代の狂気に至った動機は何なのかを解明できる可能性が開けたことが朗報です。
いくら理不尽な動機であろうと、命を奪った理由は明らかにされる必要があるためです。

スポンサーリンク

京アニの犯人青葉のリハビリが開始され介助すれば車いすに座れる程度に回復!

放火殺人犯の青葉は、大阪府内の病院の集中治療室に入り、専門的な治療を受けています。
皮膚の移植手術を繰り返し受け、重篤な状態は脱しています。

新聞報道によると、呼吸器を外して発生装置をつければ簡単な会話ができるようになったとのことです。

しかし、すでに逮捕状は出ているものの、逮捕状の執行には勾留に耐えられるとの医師の判断が前提で、逮捕の見通しは立っていません。

逮捕と勾留の関係について!
【逮捕とは】
被疑者の身柄を拘束し、引き続き短時間その拘束を続けることをいいます。
通常の警察官が逮捕を行う場合,身柄確保から48時間以内に警察から検察官のもとに身柄が送られ、そこから24時間以内に検察官が勾留請求をしない場合には釈放になります。

そのため、逮捕は最大72時間の身柄拘束がなされることになります。

【勾留とは】
逮捕された被疑者について、その身柄をさらに継続して拘束する理由と必要があるときに、検察官の請求に基づいて裁判官が発する勾留状により行う被疑者の身柄拘束のことをいいます。

起訴前の勾留は、請求の日から10日間身体拘束ができ、1度だけ10日間の延長請求をすることができます。そのため、起訴前勾留は最大20日間の身柄拘束がなされることになります。

もちろん、青葉に対する勾留請求は必至ですから、「勾留に耐えられる医師の判断」が必須となるのです。

逮捕状を執行してしまうと、あとは法が定めるとおりに進めなければならず、病状によって勾留請求が却下されるなどという、とんでもない事態を引き起こしてしまうことになりかねません。

ですので、青葉の病状回復が逮捕状執行の前提になります。

※勾留される場所はどこか?
管轄警察署内の留置施設になります。留置施設につて知りたい人だけご覧ください。
いわゆる代用監獄の問題点(日本弁護士連合会)

京アニ放火の青葉に対しては極刑が予想されるのにその命を助けることのジレンマ

極刑を課すために、青葉の命を助ける…
なぜ?

単純な言い方になりますが、生存している以上、法の手続きにより裁く必要があるためです。
法治国家ですから重要な観点になります。

結果として、無差別大量殺人を犯した青葉が極刑になることは別問題になります。
青葉が治療を受けずに他界してしまっては真相が明らかになりません。

被害者のご遺族としても、「なぜ殺されたか?」の疑問が永久に残されてしまいます。
現実的に考えれば、青葉の動機など一般人には理解できないと思われますが、それでも裁判によって犯行に至るまでの思考が明らかにされることは重要になります。

ご遺族にとっては、無差別大量殺人の理由を知ることにより、そしてその結果、青葉が極刑に処せられることはひとつの区切りになるかもしれません。

しかし、奪われた命は永久に戻ってきません。
青葉が治療を受けないことにより他界してしまった場合、ご遺族のやり場のない怒りは未来永劫消えることはないと思います。もちろん、犯行に至った動機を知ったとしても、怒りが倍増されることは当然です。

京アニの無差別大量殺人の真相を知るということは、極刑を容認するための筋道であり、ご遺族にとっても亡くなられた大切な方へ報告することにより、ある意味で通過点になる思われます。

京アニの無差別大量殺人について考える

・自分の足で歩いて絞首台に立てるようになるといいと思われます。

・治療をしている医療スタッフの思いを考えると辛いです。命とは何?と思います。青葉が真摯に考えて、治療よりも苦しんでくれる事を願います。絞首台に上がる日まで。

・日本は法治国家ですので、捜査や裁判によって真相を明らかにし、法によって罰しなければなりません。
その為に無理矢理にでも生かす必要はあるのです。このように頭では分かっていても、この狂った物体に裁判を受ける機会、弁明をする機会、弁護を受ける機会…多くの権利や機会に恵まれているのが本当に辛いと感じます。

・傷付けられた方々は、立ち直るのに長い時間が必要でしょうし、殺されてしまった方は全ての権利を奪われ、糾弾する機会も何も失くされてしまっています。

長々と裁判をして青葉が延命するような事にはならないで欲しいと強く願います。

・1日でも早い真相究明と、1秒でも早い法による刑が下される事を強く願います。
その断罪は一つしかないはずなんですが。

・命を助けてもらい今後もリハビリや身の回りのお世話をしてもらい、人との繋がりをもつことで自分のしたことの重大さを感じでほしいところです。
せっかく助けてもらった命を絞首台で失うことの無念さを感じてもらいたい…

京アニの犯人青葉に対する減刑はありうるのか?刑法39条について考えると

減刑の根拠としての刑法39条とは、

(心神喪失及び心神耗弱)
第三十九条 心神喪失者の行為は、罰しない。
2 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

一部の情報ですが、青葉は統合失調症ではないか、という情報があります。
また、精神障害2級と判定されていたという話もあります

青葉の場合は、まず間違いなく、逮捕後は精神鑑定を行うことになります。

識者の意見としては、

「青葉容疑者の場合、犯行は用意周到でした。包丁やハンマー、携行缶を用意し、事前にガソリンを購入している。さらに、犯行時には“死ね”と言っている。犯行のために意味のある行動をし、善悪を判断出来た上で行動していると思います。心神耗弱と言えるかすらも怪しく、死刑の余地は十分にあるでしょう」

「青葉容疑者への刑罰を巡る考え方のスタート地点は、やはり死刑でしょう。私の考えを言えば、今回の事件はいくら容疑者が統合失調症だったとしても、彼が病気に支配されて犯行に及んだわけではないと思う。犯行は計画的だし、警察官に確保された際も、『火をつけた』など、受け答えが出来ていますから」

さいごに

最近、とんでもない事件が起こっていると感じます。

これは、日本が国として、国の内部問題をないがしろにしている証左だと思います。

貧困を原因とする子ども食堂、陰惨な虐待、闇に隠れるDVなど、まだまだ日本国内には様々な問題があります。

なぜ、日本の政府はこれらの問題に抜本的な解決方法を見いだせないのでしょうか?

アメリカのご機嫌伺いで、軍用機など買っている場合ではないでしょう。
その1機で、どれだけの人が救われるのでしょうか?