マスクでインフル予防は意味なし?でも乾燥を防いだら感染力は落ちる!

マスクをしていてもインフルエンザに感染したり、風邪を引くのは当たり前!
だから、マスクって全然意味ないよ・・・なんてことをよく聞きます。

マスクには全く効果がないという主張は、ある一面しか見ていないんです。
見方を変えるとマスクには十分インフルや風邪に抵抗する効果はあります。

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インフルエンザウイルスはマスクの穴を簡単に通過する!

流行が恐いインフルエンザウイルスの大きさは約0.1μm(マイクロメートル)です。
ちなみに、1μmは1mmの1000分の1 (*_*;

それに比べて普通のマスクの穴の大きさは約5μmです。
単純計算で、マスクの穴の大きさはインフルエンザウイルスの
「約50倍」にもなるんです。

ですので、インフルエンザウイルスは『スルッ』と
マスクから私たちの鼻やのどに入り込むことになります。

なお、通常のウイルスも0.3μm以下だそうで、マスクの穴なんて
何の障害もなくすり抜けるのは容易ですね。
※ノロウイルスに関しては、さらに小さく0.03μmしかありません。

ちょっと嬉しいこと!※スギ花粉にはマスクが効果的!
スギ花粉は約30μmと大変大きく、あのPM2.5でも約2.5μmもあります。
ですのでスギ花粉対策に特化して考えると、スギ花粉はマスクの穴を
通り抜けることはできません。

このように、マスクがインフルエンザや風邪予防には
効果がないって言われていることの根拠は、
単にマスクの穴の大きさとウイルスの大きさを比較しただけなんですね。

ほとんどの人が誤解するのは単なる大きさ比較だけで
マスクは無駄だって思うことです。
つまり、ある一面しか見ていないことの誤解なんです。

マスクをする意味は粘膜の保温と保湿効果にあります!

ウイルスはとても小さいので、市販されているマスクなんて
簡単に通過して体内に入ってきます。

でも、ウイルスを99%ブロックするというマスクであっても
残りの1%は通過するのですから、体内に侵入されたら
ウイルスの性質から増殖していきます。

ですから、マスクの穴からウイルスが入るか入らないか、
という議論は結局大差がなくなってしまうんです。

※マスクが意味ないって主張は、次の2点を見過ごしています。

マスク効果1:鼻やのどの粘膜の繊毛(せんもう)の動きを促進!

鼻やのどの粘膜には繊毛(せんもう)という目に見えない
細かい毛が生えています。


この繊毛はウイルスなどの異物が入ってくると、毛が動いて
異物を体の外へ運び出してくれます。
でも、外気の湿度が下がって、鼻やのどが乾燥してしまうと
繊毛の動きが悪くなるんです。

ですので、マスクで保湿してあげるんです。
すると、鼻やのどの粘膜を乾燥から防ぐので、繊毛の
働きでウイルスを体の外に出すことができるようになります。
ウイルス予防のためのマスクの効果その1です。

マスク効果2:鼻やのどの粘膜の免疫細胞に働いてもらう!

鼻やのどの粘膜に存在して、異物と戦ってくれる免疫細胞は
温かく湿った環境でしか働くことができないんです。

ですので、鼻やのどの粘膜が冷えて乾燥してしまうと
免疫細胞が働けず、ウイルスの思うがままに
なってしまいます。

つまり、マスクで保温と保湿をしてあげれば
免疫細胞は、いつもウイルスと戦える状態を
保つことができます。

マスクによって、免疫細胞を臨戦態勢に
おくわけです!!マスク効果その2^^

マスクには他人への感染防止効果も!咳って不快なもの!

電車に座ったときに、隣の人がマスクもせずに
『コンコン』『ゲホッゲホッ』とやっていたら、
ソ~ッと席を立ったことありませんか?

咳が出るときは、マスクをしていないと
エチケット違反になりますよね。

マスクをしていない状態で咳きこむのは
ビジュアル的なエチケット違反で
周囲を不快にさせてしまいます。

エチケット違反にならないための
マスク効果もありますよね。

もう一つ、実質的なマスク効果ですが・・・
咳をしたときに、ウイルスは唾液と共に飛散します。
つまり、周囲にウイルスをばらまいているんです。

でも、マスクをしていると・・・

通常のウイルスが0.3μmであるのに対し、唾液は約5μmと大きいため、
マスクの着用によりウイルスの飛散を防ぐことができるんです。

自身がすでに感染しているときにマスクをすれば
周囲への感染防止の効果があるわけです。

感染防止
発症した者がマスクをすることによって他の者への感染機会を減少させる効果は認められており、自らが発症した場合にはマスクは着用することが必要である。他方、まだ感染していない者がウイルスの吸い込みを完全に防ぐという明確な科学的根拠はないため、マスクを着用することのみによる防御を過信せず、手洗いの励行や人混みを避けることなどの他の感染対策も講じる必要がある。

引用:『新型インフルエンザ等対策ガイドライン(平成25年6月26日作成 平成28年3月25日 一部改定)』

マスクの効果をつらつらと書きましたが、
やっぱり毎日のうがいや手洗いって大事ですよね。

昔からの知恵をあなどってはいけません!!